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性格類型のマイナーな資料庫。中国語と英語。

【MBTI】判断/知覚尺度――Description by 呉驥揚

中国には呉驥揚博士という米国MBTI認定ユーザーを称する方がおり、MBTIの解説を行っているチャンネルが見つかる。音声を拾い、訳してみる。

聞き取れない所などは略。

 

判断-知覚尺度はMBTIとカール・ユングの性格類型理論で最も重要な違いである。カール・ユングの類型学の学説では外向-内向尺度の区分、ならびに感覚、直観、思考、感情という4つの機能の類型を取り上げるとともに、これにより8つの性格類型へと発展した。MBTIの性格類型理論は判断と知覚の尺度を加えており、8つの性格類型が一気に倍増して16種へと拡充した。MBTIの性格類型理論はこのように判断と知覚の尺度を定義する。これらは、我々が外界に対する態度や生活の方式を明らかにするものである。判断の尺度は英単語のjudgingで表し、アルファベットのJで略記する。知覚の尺度は英単語のperceiveで表し、アルファベットのPで略記する。

 

判断和认知维度是mbti和卡尔荣格性格类型理论最重要的区别。在卡尔荣格的类型学说当中提到的是外向和内向维度的区分,以及四种功能类型即实感、直觉、思考和情感,并由此发展出了八种性格类型。mbti的性格类型理论加上了判断和认知的维度,一下子就把八种性格类型扩充了一倍到了十六种。
mbti的性格类型理论是这么来定义判断和认知的维度的。它们是表明我们对于外部世界的态度,以生活的方式。判断的维度用英文单词judging来表示,缩写是英文字母的J,认知的维度用英文单词perceive来表示,缩写是英文字母的P。

「外界に対する態度」「生活の方式」の2点を押さえればOK。

 

この尺度は生活の方式を見るものであるから、最も直接的で効果的な方法は、生活環境から人の生活方式を予測し、観察することである。その上注意に値するのは、仕事の環境からこの尺度の傾向を判断してはならないということである。なぜなら、生活環境と仕事の環境では全く異なる可能性があるからである。


这个维度是看生活方式的,所以最直接有效的方法是从人的生活环境当中去预测、观察他的生活方式。而且值得注意的是,我们不能从一个人的工作的环境当中去判断他们在这个维度上的倾向,因为人在生活环境中和在工作环境中的便有可能是完全两样的。

仕事では皆J(SJ)に擬態する。

 

ある人は生活では大雑把だが、ひとたび仕事の環境に入ると、長年の仕事での素養が自然と表れ、仕事では文書を秩序正しく整理し、程合いをわきまえ、いい加減な所が全くない。しかしひとたび家に帰れば、自然かつ気ままで何の決まりもなく、自身の好きなようにすれば良い。MBTIは人が最も自然でリラックスした環境におけるパフォーマンスを観察するものであるから、我々はこの観察の状況をはっきりさせるべきである。


有的人在生活中大大咧咧,但是一旦进入工作的环境,多年的工作素养就会自然而然地表现出来,文件整理的井然有序,工作执行起来有板有眼、一丝不苟。但是一回到家里,就是很自然、随性,没有什么规矩,自己喜欢就好。因为mbti是观察一个人在最自然放松环境下的表现,所以我们应该清楚这个观察的情景。

この「ある人」はP。

 

判断の人は筋道のある生活方式を好む。生活において、判断の人の生活習慣はスケジュールがあるものである。毎日いつなにをする(かという計画があり)、体内時計でさえも秩序良く計画されている。判断の人の家の冷蔵庫を開けると、その中身は分類されており、はっきり区分されている。本棚を持てば、さまざまな書籍が一定の分類に基づいて並べられているかもしれない。一方、知覚の人は柔軟な生活方式を好む。生活において、知覚の人はマイペースであり、やむを得ない場合でない限りは、自分で時間を管理することを望んでいる。いつ起きるかも完全に自身の気持ちによる。知覚の人の家の冷蔵庫を開けると、傍から見れば物をどう探せば全く分からないが、知覚の人はよく分かっており、目を閉じていても見つけ出すことができるだろう。知覚の人は定まった本棚を持たない可能性がありるが、家のどこにでも本を置くことができ、雑然としているように見える置き方だが、知覚型の人からすれば、戻す場所がある。


判断的人喜欢有条理的生活方式。在生活当中判断的人的生活习性是有计划表的,每天什么时间做什么,生物钟,都规划得井井有条。打开判断的人家里的冰箱,里面分门别类,划分得清清楚楚。如果他们有书柜的话,各种书籍可能也会按照一定的类别摆放。而认知的人喜欢灵活的生活方式,在生活中,认知的人随性而为,除非迫不得已,他们希望自己掌控时间,想什么时候起床完全看自己的心情。打开认知的人家里的冰箱,如果是旁人,根本不知道如何去找一个东西,但是认知的人却心知肚明,闭着眼睛估计都能找到。认知的人可能没有固定的书柜,但是他们家里的什么地方都可能放着书,看似凌乱的摆放在他们的心里却有一个归处。

よくある具体例。

Jは外界を整理した通りに内界を見る、Pは内界を整理した通りに外界を見る?(テキトー)

 

判断型の人は目的性が比較的強い。判断型は計画と条理のある世界を好み、比較的秩序立った方式で生活したいと考えることが多い。知覚型の人は好奇心と適応力が強く、絶えず新たな情報に注目し、変化を好んでおり、多くの可能性のある変化の要因を検討することもある。比較的柔軟かつ気ままで開放的な方式で生活したいと考えることが多い。


判断型的人目的性较强,一百一点。他们喜欢有计划、有条理的世界,更愿意以比较有序的方式生活。知觉型的人好奇心、适应性强,他们会不断关注新的信息,喜欢变化,也会考虑许多可能的变化因素,更愿意以比较灵活、随意、开放的方式生活。

Pの方が好奇心に優れているような書き方だが、JとPの好奇心が違うだけのような。

適応性については、俗にはIPが社会適応に苦労し、SJが社会適応するとか言われるが、多分「社会適応」と「適応性」は別物なんだろう。

 

判断の人は生活を制御下に置くことを好む。これは判断型が「転ばぬ先の杖」であり、比較的遠くまで考えることを意味している。判断型が家を買うとなった時に考えるのは、10年後の子供の入学である。スーパーに行く場合は1週間の計画をしっかり立て、適切に買って出ていく。旅行に行くとなった場合、判断の人は攻略のやり手である。判断型は考えられることは全て適切に段取りしたいと望む。何らかのトラブルが起こることを恐れる。


判断的人喜欢生活在控制之中,这意味着他们未雨绸缪,想得比较远一些。如果他们要买房子,考虑的可能是十年后小孩的入学。如果他们去超市,非常可能打好了一周的计划,妥妥天天买了就走。如果他们要去旅行,判断的人是攻略的高手,他们希望法能够想到的都妥善安排,就怕出什么乱子。

そういえばNJは遠くまで考える志向(Ni)なので分かるが、SJは何を動機に遠くまで考えるんだろう?

 

知覚の人は生活の変化を体験するのを好む。知覚型が家を買う時は小さい物を買いたがる。万一いつか引っ越すことになったらどうするのかと。スーパーに行くときは気持ちに任せ、今日食べたいものを買い、明日のことは後回しにする。旅行に行くことになった場合、知覚型(必要なのはすなわちサプライズと刺激である。生活はすなわち一箱のチョコレートである。次のにどんなに色があるか誰がわかるだろうか。知覚型はマイペースで、気持ちに従い、生活の楽しみを享受している。


认知的人喜欢体验生活的变化,如果他们要买房子,那么他们宁愿买小一些的,万一哪天搬家了怎么办呢?如果他们去超市,完全是心情使然,今天要吃什么就买什么,明天再说。如果他们要去旅行,他们要的就是一份惊喜和刺激。生活就是一盒巧克力,谁知道下一刻是什么颜色的,他们随性、随情,享受着生活的乐趣。

Jに対し、PはSN関わらず計画のヘッタクレもないのは分かる。

 

ここで私は説明を補完しなければならない。我々は前回、思考と感情の尺度について語った。思考と感情の尺度は決定を下す際に取る原則を考えるものである。思考の人が採用するのは公平・正義であり、一方、感情の人が採用するのは、関係の調和と良識である。しかし判断と知覚という尺度は決定を下す際について考え、決定を下す際の決断性を考えるものである。判断の人は果断を楽しむ。判断型が検討する要素は余すところのないものだが、その背後は時期を逃さず即決するというもので、スーパーに着いて、買ってすぐ出るという人は判断型が大半である。一方、知覚の人はサプライズを楽しみ、より多くの情報を得てから決断することを常に望んでいる。ショッピングモールを長いこと回っても何を買うか決められない人は直観型(知覚型と思われる=訳注)が大半である。知覚の人は判断の人を固すぎると考え、判断の人は知覚の人を乱雑すぎると考える。判断の人と知覚の人は生活ではむしろ相互補完できるが、職場では衝突する可能性が非常に高い。家庭では一人が判断、もう一人が知覚ならば、通常は完璧なマッチングである。生活必需品の規律のみならず、サプライズとロマンの間奏曲もある。しかし職場では、この2種類の人は全くの犬猿の仲であり、双方が相手の仕事の方式と成果を認めることはなく、合意を得られることはめったにない。従って職場では、似たような性格の人は通常同じ部署で見つけられ、同じ分野の職場環境も同じ性格類型の人を取り込む。これはすなわち、いわゆる“類は友を呼び、人は群れごとに分かれる”という概念である。


在这里我要补充一下说明。我们在上一讲讲到了思考和情感的维度,思考和情感的维度是考察在决策的时候采用的原则,思考的人采用的是公平、正义,而情感的人采用的是和谐关系和情理。但是判断和认知的这个维度在考察做决策的时候,是考虑做做决策的决断性。判断的人享受果断,当他们考虑的因素,充分,其背后当机立断,到了超市买了就走的人,多半是判断型的人,而认知的人享受惊喜,总希望获得更多的信息后再决断。逛了两天商场还决定不了买什么的人,多半是直觉型的人。认知的人认为判断的人过于僵化,而判断的人认为认知的人过于杂乱无章,判断和认知人在生活中倒是可以互补的,但是在职场上却非常可能冲突。如果家庭中一个人是判断,另外一个人是认知,通常可以匹配的很完美。既有柴米油盐酱醋的规律,也有惊喜、浪漫的小插曲。但是如果是在职场上,这两种人是天与生的死对头,双方不会认可对方的工作方式和成果,很少能够讲到一起去。所以在职场上,相似性格的人通常会在同一个部门被发现,而相同领域的职业环境也会吸引相同性格类型的人,这就是所谓的物以类聚,人以群分的概念。

決定を下す前にJ性/P性が表れ、決定を下す際にはT性/F性が表れる。

ところで物の置き方が例に出ている以上、JとPは家庭でも十分トラブりそうだが…… 散らかすP→片付けるJ→片付けられたことにキレるP→片付かないことにキレるJの構図が見える。

 

判断の人の口癖は「こうしよう」「計画は完全でなければならない」「流れは明確でなければならない」「未来はどうかと言うな」「今のどうすべきか教えてほしい」であり、知覚の人の口癖は「後にしよう」「焦るな」「もう少し待ってみよう」「果報は寝て待て」「明日は必ずもっと良くなる」である可能性がある。


判断人的口头禅是就决定吧计划要完备,流程要清晰,不要说未来怎么样,告诉我现在该怎么做。认知的人的口头禅可能是:再说吧,不着急,再等一下看着。好饭不怕晚。明天一定会更美好。

要するにJは決定したがり、Pは決定を延期し続ける。

 

我々一人一人がさまざまな状況の下で判断と知覚の行動方式を示す。それは我々が傾向とし、好み、最も自然で心地良い方法が必然的に一つあるということにすぎない。明日遠出することになっているが、具体的な行程や段取りがまだ分からない場合、どう思うかを考えてみると良い。判断型の人ならば不安に襲われそうになり、すぐにパソコンを開いて攻略法を考え始めたがるだろう。知覚の人ならば、そんなことをやって何になるのか、もう攻略法を考えている判断の人がいるに違いない、段取りを楽しめば良い(と考えるだろう)。

 

我们每个人都会在不同的情景下展现出判断和认知的行为方式,只不过我们所倾向的、所喜欢的。最自然惬意的方式必然会有一种。你可以再试想一下,如果你明天就要出门远行,但是你还不知道具体的行程安排,你感觉怎样?如果你是判断类型的人,估计要焦虑了,恨不得马上电打开电脑就开始做攻略。如果你是认知的人,管这个做什么呢,肯定有个判断的人已经在做攻略了,我就享受安排就行。

旅行はJ型任せのP型で草

 

 

<出典>

第六讲:MBTI的判断与认知维度-【应用心理学】美国MBTI性格测评与分析-蜻蜓FM听教育

https://www-pre.qingting.fm/channels/194864/programs/5879590

(2022年7月28日アクセス)