【エニアグラム】タイプ6の防衛機制「投影」――Description by 裴宇晶
タイプ6の防衛機制?について。t4は内部投影なのに対しこちらは投影。
しかし、一般的に言われる防衛機制の投影とは異なる。
周囲の人がt6の予想した方向の通りに行動しなかった時、他者の反応がt6の予想外のものだった時、t6は他者の背後にある動機について考え始める。「私が最初に思っていたことと一致しない、そのような不合理の背後には必ず原因がある」。
当身边的人没有按照6号预期的方向去行动,当别人的反应在6号的预料之外时。6号开始思考别人的背后动机。“与我原先想的不一致,这种不合理的背后一定有原因。”
ここだけ見ればあまり不適応的な行動には見えない。
t6はその前に投影――仮説による予測判断を行っている。自身の予測判断を客観的現実とみなすが、ひとたび現実が自身の予想する推移と合致しないとなると、「背後には何らかの人に告げられない動機がある」ものとしか説明がつけられない。
6号在之前先有了投射——假设性预判,把自己的预判当作了客观现实,一旦现实不符合自己的预期发展,只能解释为“背后有什么不可告人的动机”。
自分の予想通りに他者が行動することを期待している?
従って、t6は絶えず失望し、絶えず背後の原因を探し、絶えず"台本を作る"。事実、t6の仮説による予測判断が正しいとは限らず、最初の投影によって、後からより多くの投影をすることになるのである。
所以,6号不断失望、不断找背后原因、不断编剧本。事实上,六号的假设预判不一定是对的,是最初的投射导致了后来更多的投射。
そしてこの段落で「失望」というワードが出てきたので、なおさら私は防衛機制というよりも「期待」で説明できるのでは?と思ってしまう。t6各位、どうだろうか。
<出典>
(2022年1月8日アクセス)